この記事でわかること
- 相続大家が資産価値把握のためにイエウールを使った体験談
- 一括査定の実際の流れと各社の対応の違い
- しつこい勧誘電話はあるのか?正直にお伝えします
はじめに
相続した不動産の資産価値を把握することは、相続大家として最初にやるべき重要な作業です。「自分が何を持っているかわからない状態」では、適切な経営判断ができません。
今回は、資産価値の把握のために不動産一括査定サービス「イエウール」を実際に使ってみた体験をお伝えします。
イエウールを選んだ理由
不動産一括査定サービスはいくつかありますが、イエウールを選んだ理由は2つです。
① 近隣での取り扱い実績が豊富な不動産会社が多い
物件をなるべく精度高く査定してもらうには、近隣での実績が豊富な会社に依頼することが重要です。イエウールは地域密着型の会社との提携が多い点が有望でした。
② しつこい勧誘電話がないという評判
不動産査定サービスへの登録を躊躇う理由の多くが「営業電話が頻繁にかかってくる」という不安です。知人からしつこい勧誘がないという話を聞いており、安心して使えそうと判断しました。
査定依頼から連絡まで
インターネットで申し込み後、3社の不動産会社から電話を中心にコンタクトがありました。
最初の連絡の際に、自分の事情を正直に伝えました。
- 複数物件の家族信託の受託者であること
- 現時点では売却の意思はないこと
- 市場価値を把握することが目的であること
売却意思がないことを正直に伝えることに少し躊躇いはありましたが、いずれの会社も嫌な顔をすることなく、丁寧に対応してくれました。
3社の対応の違い
3社それぞれの対応は以下の通りでした。
A社:現地視察→査定結果の共有
実際に物件まで足を運んでくれた上で、詳細な査定結果を共有してもらいました。現地を見てもらうことで、建物の状態や周辺環境まで加味した精度の高い査定が得られました。
B社:周辺データをもとに試算
現地訪問はなく、周辺エリアの取引事例や路線価などのデータをもとにした査定を提示してもらいました。手軽ではありますが、建物の状態が反映されにくい面もあります。
C社:その後連絡なし
最初のコンタクト以降、特に連絡がありませんでした。売却意思がないことを伝えた後、追いかけてくることはありませんでした。
査定結果について
A社・B社の査定結果は非常に近しい金額で、差は5%以内でした。また、普段から付き合いのある管理会社の評価とも近い結果となり、3者の評価がほぼ一致したことで、相場感に対する信頼性が高まりました。
意外だった情報——まとめて売ると価値が上がる
A社との話の中で、興味深い情報をもらいました。
「複数の物件をまとめて売却するのであれば、さらに高い価値がつく可能性がある」とのことでした。理由は土地面積が広くなることでマンション建設が可能になり、デベロッパーとの交渉余地が生まれるためです。
現時点では売却の予定はありませんが、将来の選択肢として知っておけたことは大きな収穫でした。個別に売るか、まとめて売るかで価値が変わるという視点は、相続大家として知っておきたい重要な知識です。
しつこい勧誘電話はあったか?
結論からいうと、ほぼありませんでした。
査定完了後も頻繁な営業電話はなく、1〜2年に1回程度「その後お変わりないですか?」という程度の連絡があるのみです。売却意思がないことを正直に伝えたことが、良い関係性を保てている理由かもしれません。
個人情報の提供について
イエウールを利用するには、メールアドレスや電話番号などの個人情報の提供が必要です。この点はあらかじめ理解しておく必要があります。
一方で、査定自体は完全無償でした。3社から多角的な評価をもらえて、費用は一切かからなかったという点では、非常にコストパフォーマンスの高いサービスだったと感じています。
まとめ
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 査定の精度 | ◎ 複数社の結果が一致し信頼性が高い |
| 対応の丁寧さ | ◎ 売却意思なしでも嫌な顔なく対応 |
| 勧誘電話 | ◎ ほぼなし。1〜2年に1回程度 |
| 費用 | ◎ 完全無償 |
| 個人情報の提供 | △ メール・電話番号の登録は必要 |
相続した不動産の資産価値を把握したい方、売却は考えていないけれど相場を知りたい方にとって、イエウールは十分に活用できるサービスです。「売る気がないのに申し込んでいいのか」という不安は不要です。正直に事情を伝えれば、丁寧に対応してもらえます。
不動産の資産価値の把握は、相続大家として最初にやるべき重要な作業です。ぜひ一度試してみてください。
※ この記事は実体験をもとにした情報提供を目的としています。査定結果はエリアや物件の状況によって異なります。


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